BtoC電子商取引について

2011.05.16

BtoC電子商取引については、アメリカが圧倒的な優位を誇っています。2006年のアメリカのBtoC市場規模は19兆2,700億円に達していて、日本(4兆3,910億円)のほぼ4.4倍に相当します。しかも、アメリカのBtoC市場規模は前年比で21.0%増となっていて、日本の増加率27.1%には及ばないものの、依然として高い伸びを示している点が注目されます。商取引のうち、どれだけが電子化されたかを示す数字を「EC化率」と表現しますが、BtoC電子商取引のうち、小売とサービスの合計のEC化率を比較してみると、日本が2.03%なのに対してアメリカは4.37%となっています。金額ベースで4.4倍の開きがあること、EC化率でアメリカの半分以下であることから、日本のBtoC電子商取引の市場規模は、まだまだ拡大の余地があると思われます。それを裏付ける市場予測も発表されています。野村総合研究所が発表した2011年までの国内IT主要市場の規模予測では、BtoC電子商取引の市場規模は2011年度に6兆4,300億円に拡大するとしています。アメリカの市場規模と比較すると、むしろ控えめな予測と言えるかもしれません。