パーキングビジネスの有望性は、何といっても「未開の原野」につきる。これだけの車社会に、両輪として常に存在しなければならない駐車場が、これまで、いわゆるビジネスという次元から遠いところにあったというのは、唖然とさせられる。いくら儲からないとはいえ、利にさとい日本人が、これを商売として成立させてこなかったのは、なんとも奇妙な話である。アメリカやヨーロッパが、駐車場がなげればビルオフィスやマンションを建てられないのとは異なり、日本はこの部分を放置しすぎた。ここには公共性に対する意識の欠落が考えられよう。高学歴社会でありながら、民度の低さは拭い去りようもなくあることを、もう一度真剣に考え直すべきではないか。いまやだれもが大学をめざし、試験をパスする学力はあるけれど、ことモラルーマナノさを隠そうともしない。公共と私的世界の区別のつけ方がまるで欠落している。たしかに、欧米人は車に馴れ親しんでいる点では、日本人に先んじており、徹底した車社会の認識をもっている。それにひきかえ、日本で車が大衆化したのは、七〇年代に入ってからだから、その歴史はわずか二五年程度である。われもわれもと、車に乗ることが優先され、容器をつくるのは後送りにされた。そのツヶがいま、回ってきたということになる。駐車場づくりは、もちろん国土の大きさによる違いもあるだろうが、公共性に対する認識で、彼我の差は歴然としている。文句をいわれなければ、迷惑駐車も意に介さない。一一〇番通報のもっとも多いのが、迷惑駐車に対する苦情という点でも、それは理解できよう。交通マナーひとつ取りあげても、たとえば路肩通行禁止の高速道路で、渋滞を尻目に側道をビュソビュソ飛ばしていく車は、後を絶だない。駐車場問題も似たりよったりなのだ。
株式会社ユアー・パーキングのコインパーキング
http://www.ypark.co.jp/