あるマンション管理組合での事件の話です。その管理組合にはあるマンション管理会社が入っていたのですが、その管理会社が修繕積立金の2000万円を横領して逮捕されたのです。あわてて臨時総会を開催して対応を議論しましたが、ときすでに遅く、2000万円はもどってきませんでした。どうしてそういうことになったかというと、新築マンションで最初の1〜2年は通帳は管理会社、印鑑は理事長が保管していたのですが、3年目からは理事の交代時に印鑑の引き継ぎをせずに、管理会社が保管していたのです。
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そして、積立金を横領していたのです。総会時や監査の時には通帳コピーを偽造していたごまかしていました。理事会も管理会社を信頼しきっていて、通帳の現物を確認したり、残高証明をとらずにいたのです。管理会社に事務的なことは委託するのは普通のことなのですが、印鑑と通帳は別々に保管するということは注意しておかなければなりません。また、総会前の会計報告では必ず、通帳や残高証明の現物を確認するということに注意しておかなければいけません。