食品添加物には、合成と天然がある

2011.07.14

食品添加物にも、ご存じのように合成と天然があります。「合成食品添加物」とは、主に石油製品などを原料として化学合成されたものです。これには二つあり、自然界には存在しないものと、自然界に存在する物質をマネしてつくったものとがあります。自然界に存在しない合成化学物質とは、たとえばコールタールから合成したタール色素などです。また、防カビ剤、保存料、殺菌料、漂白剤、着色料、酸化防止剤、甘味料などの多くが、これに属します。自然界に存在しないものを身体にとり込むのですから、害があって当たり前。分解消化されにくく、そのまま蓄積されるものもあり、細胞や遺伝子を傷つけ、発ガン性や催奇形性、慢性毒性、それに繁殖への影響も大いに考えられます。もちろん、環境ホルモンの疑いのあるものもたくさんあります。一方、自然界に存在する成分をまねてつくられる合成添加物は、主に酸味料や調味料、pH調整剤として使われます。ビタミンCもAも、クエン酸、リンゴ酸などもこのなかに入ります。合成ビタミンはまさにこれに当たります。多くのメーカーが健康「食品」として堂々と売り出しているものは、食品添加物の仲間だったわけです。自然界のものをまねてつくられるもののなかには、ビタミンCなどのように、食品に含まれる成分ではなく、食品としては通常使われないものもあります。