ヒップの形で若さがわかる

2011.07.16

四〇代の女性のヒップと二〇代の女性のヒップとでは、ひと目みて、あきらかにわかるちがいがある。ヒップは若さのシンボルともいえるのだ。実際、女性のヒップは年齢とともにかわっていくことがわかっている。ワコールの調べでは、二〇代、三〇代、四〇代とひと年代上がるにつれ、二センチほど大きくなっていき、ヒップの高さもしだいに下がる。形の特徴からいえば、「小山」から「なだらかな丘」へと熟していく。ヒップの成長のプロセスを追っていこう。六歳まではヒップ周径は六〇センチ以下だが、七歳からは六〇センチ台、一〇歳になると七〇センチ台、言一歳で八〇センチ台と順調に成長し、以降三九歳までの二七年間、八〇センチ台を推移。そして四〇歳を過ぎると、九〇センチ台に突入し、その後も大きくなっていく。つまり、九〜一二歳の間かヒップの成長期というわけだ。この間、毎年三センチ以上増加していき、わずか四年間で、じつに一六・七センチも大きくなってしまうのだ。一二歳からの二七年間は、八〇センチ台を推移するのだが、一六〜一八歳で一度ピークを迎え、その後二〇代後半まで徐々に小さくなっていく。二〇代よりも一六〜一八歳のほうがヒップが大きいのだ。順調に成長してきたヒップが、一六〜一八歳で若さの頂点に達し、二〇代でいったん引き締まるというわけである。形からいうと、ティーンの頃はストンとした筒型が圧倒的。年齢が上がりおとなの体型に近づくにつれ、ウエストからヒップにかけて、なだらかな曲線によってつながっているタマゴ型の女性が増えてくる。ついで、下半身が発達し、太ももが目立ついわゆる太もも優先型の三角型が多いようだ。さらに年齢が上がると、ウエストからヒップにかけてのなだらかな曲線も、ウエストに脂肪がつくためにいびつになり、いわゆるピーマン型が増え、四〇代では約半数を占めるようになる。全体的にヒップのサイズが大きくなればなるほど、形もいびつなピーマン型が増えてくるというデータもある。街を歩いていても、最近の若い女性のヒップは昔にくらべてグンと形良くみえるが、それもそのはずだ。一〇年前とくらべると、ヒップの成長がはやまり、一八歳以降はグッとスリムになっていることがわかっている。また、年をとるにつれて発生する皮下脂肪の沈着の時期が、一〇年前にくらべて遅くなってきたともいえるわけで、それだけ若い体型を保っていられる時期が長くなっている。ヒップサイド・シルエットを構成する要素として、大きく二つに分けると、ヒップの突出度と、ヒップの下垂度があげられる。ヒップが体幹からどれだけ後ろに飛び出しているかが突出度で、ヒップの床面からの高さをあらわしているのが下垂度。これでいくと、年齢が上がるにつれてダウン型が増加し、三〇歳以上になると、アップ型はほとんどみられなくなってしまう。はやい話が、三〇歳を過ぎるとヒップは垂れてくるということだ。この自然の法則になんとか逆らおうとして、多くの女性たちがヒップアップのための運動に汗と精を出すのである。

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